このたび(株)
名称は、「ゼッタイ評価!」です。
その名の通り、絶対評価で運用します。
なので、マイナス評価もあります。
ただし、自己目標を設定して、
ちなみに、評価制度はツールに過ぎません。
目的は、業績の30%アップです。
そのために、管理職の成長を促します。
具体的には、毎月部下と対話をします。
対話を通じて、管理職が部下を育成します。
そのことで、管理職自身が成長します。
そして、すべての社員が自律的に動けるようになります。
それを、評価制度というツールを使って行おうということです。
考えても見てください。
部下指導を「チャンとやりましょうね」って言って、
やはり、何らかの強制力が必要です。
それが、評価制度というツールです。
部下と対話をやってるかどうかがこの仕組みを使うと分かります。
何故かって?
クラウドを使って、その経過を入力してもらうからです。
紙やエクセルで管理するより、ズーッと楽です。
納期管理もできます。
一斉配信メールも打てます。
社長や担当者の無駄な作業が減ります。
そして、何よりも正当に評価された部下のやる気が変わります。
だから、離職率が低減するんです。
そして、頑張りが報われる評価制度を持っている企業には、
だから、採用力が上がるんです。
詳細は下記をご覧くださいませ。
http://syatyoujuku.jp/930
Author: syatyoujuku.akira
クラウドを使った人事評価制度構築・運用支援を行っています
【クラウドを使った人事評価制度構築・運用支援について】
「株式会社あしたのチーム」という会社が開発した商材を使います。
※ チラシを下記に添付しておきました。
※ 人事評価アワード2016【人事評価制度導入・運用 成功事例集】はコチラから
支援内容は下記の通りです。
「業績向上のためにクラウドを使って評価制度を運用する支援を行います」
(1)業績向上とは
1.売上向上
①労働生産性の向上
②管理職の育成
2.コスト削減
①採用力の向上
②離職率の低下
(業績向上についての解説)
↓ ↓ ↓
http://syatyoujuku.jp/930-2
(2)背景
1.求人倍率の向上
優秀な人材が退職し、新しい人材が採用できない。
2.賃上げ
最低賃金法の改正により、年3%複利で最低賃金が上昇する。
全国平均で1,000円/時にすることが決定
3.労働法の改正
①ホワイトカラーエグゼンプション
②有休5日の消化義務
③裁量労働・フレックスタイム制の対象範囲の拡大
④残業手当の特例廃止(60時間超 25%⇒50%)
4.月60時間超の残業で労災認定(光通信)
5.上記に対処しないと、ブラック企業認定される恐れがある
6.適切な評価制度はモンスター社員にも対抗できる
(背景についての解説)
↓ ↓ ↓
http://syatyoujuku.jp/930-3
(3)構築・運用する評価制度
1.行動目標を自己設定する
情意考課、能力考課の部分をコンピテンシーに置き換え、職位・職種ごとのコンピテンシーに基づき、行動目標を自己設定する(上司とも統合する)
2.絶対評価
業績成果とコンピテンシーに基づく査定を点数評価して、報酬と連動させる。
3.マイナス査定
頑張って成果を出した人と、そうでない人を明確にして、社員のやる気を引き出す。
全員が頑張って成果を出せば、業績が向上するので、マイナス査定がなくても原資はまかなえる。
(構築・運用する評価制度についての解説)
↓ ↓ ↓
http://syatyoujuku.jp/930-4
(4)ご支援する範囲
1.制度構築
たった4回の打ち合わせで制度構築が可能
2.クラウドシステムの活用
①エクセルや紙を使わないので、全社員のステータスを管理できる
②イベントごとに、またステータスごとに一括メールを配信できる
③設定した行動目標の添削サービスを行う
3.運用支援
1年間にわたり、月1回訪問し、進捗度合いの報告や中間面談のサポート、評価分析などを行う
(ご支援する範囲についての解説)
↓ ↓ ↓
http://syatyoujuku.jp/930-5
(5)費用
上記のすべてを別々の事業者に依頼すると、約1,000万円~4,000万円となる
その費用が、約160万円~1,200万円前後で可能となる(社員数100名前後までの企業の場合)
(費用についての解説)
↓ ↓ ↓
http://syatyoujuku.jp/930-6


36.計画的な人材育成こそ企業発展の道!
行き当たりばったりの教育ではなく、各企業のビジョン実現に向けて、計画的な教育を施す必要があります。
それも、これからは確立した個を持って従属的ではなく相互に独立した依存関係を築けるプロフェッショナルが必要となります。
(1) SPP(戦略型プロフェッショナル人材)養成基本コースを導入せよ!
<前回のⅠ.が必要ないとき、もしくはできないときはⅡ.以後を実施する>
Ⅱ.SPP養成基本コースの実施
具体的には・・・
1.SPPとは(定義付け)
2.今、何故SPPが求められるのか(時代背景)
3.SPPとなるための要件
①戦略思考
②プレゼンテーション能力
③コストパフォーマンス意識
4.「実績プレゼン」のためのシート作成
5.「実績プレゼン」と質疑応答
6.SPPとなるための戦略を創るときのメンタルモデル
①市場観
②組織観
③ビジネスマンとしての人生観
7.SPPを支えるメンタルモデル
①主体者意識
②共生者意識
③使命者意識
8.「SPPとなるための戦略」作成
9.「SPPとなるための戦略」発表と質疑応答
10.「SPPとなるための戦略実行計画(キャリアプラン)」作成
11.「SPPとなるための戦略実行計画(キャリアプラン)」発表と質疑応答
(2) SPPリーダーを養成せよ!
Ⅲ.SPPリーダー養成コースの実施
具体的には・・・
1.SPPリーダーとは(定義付け)
2.今、何故SPPリーダーが求められるのか(時代背景)
3.SPPリーダーとなるための要件
①ビジョン構築能力
②ビジョンに基づく現状分析能力
③事業戦略構築能力
4.「ビジョン構築シート」解説と作成
5.「ビジョンに基づく現状分析シート」解説と作成
6.「事業戦略構築シート」解説と作成
7.「4~6のシート」を作成するときのメンタルモデル
①開拓者精神
②客観思考
③効果追求意識
8.「4~6のシート」発表と質疑応答
(3) 職種別にSPPを養成せよ!
Ⅳ.SPP職種別養成コースの実施
例えば・・・
1.営業部門における「顧客との関係性強化」のための課題設定力・解決力強化コース
2.SE部門における「SI能力強化」のための課題設定力・解決力強化コース
3.商品企画開発・研究開発・技術部門における「市場志向性強化」のための課題設定力・解決力強化コース
4.人事・総務・経理・営業アシスタント等管理間接部門における「攻撃と防御のバランス思考強化」のための課題設定力・解決力強化コース
・・・等々。
さて、以上で「『経営の教科書』儲かる組織作りと人財育成のヒント(人が動かすシステムとしての経営)」
は終了です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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全編をお読みいただけます。
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35.新しいワインは新しい革袋に入れて熟成せよ!
時代の変化に伴い、企業はこれまで必要とされてきた能力と異なり、手の平を変えたように全く別の能力を求めることがままあります。
戸惑うのは社員です。ゆえに、仕組みを変えると共に必要となる教育を施すことが大切になります。
(1) 戦略型プロフェッショナル人材(略称:SPP)を育成する仕組み!
実務上での育成は、次のようなものが挙げられます。(高橋俊介著ダイヤモンド社「自由と自己責任のマネジメント」より要約)
1.30歳前後で「リーダー」として登用し、何らかの意思決定を必要とする機会を与え、徐々に選抜を行っていく。
2.また、自分で自分のキャリアを創り上げていく過程を自ら企画し、しかもその実践のためのチャンスを与えるために、転属可能なシステムを作り上げる。
3.そのためには、これまでの実績を基にしたプレゼンを行わせ、転属先で成果を出せることをアピールさせるというシステムも必要。
4.さらには、新しい事業を考えた者には、その事業企画をプレゼンさせ、有効と認められたものには資金提供し、メンバーも集めることもできるようにするシステムを創り上げる。 等々。
(2) 仕組みに潜む落とし穴!
尚、このことを実践するためには、多くの障害が伴います。
例えば・・・
①「リーダー」として登用することができるような仕事があること。
②キャリアアップに合わせた転属先が有ること。
③事業企画の有効性を判断できる目を持った人材がいること。
④事業企画を考えた者に「メンバーを選ばせ」たり、メンバーに「事業企画を考えた者と一緒に仕事をするかどうかどうかの判断をさせる」仕組みがあること
・・・等々。
結局、システムが伴わないと実行できないことことになってしまいます。
(3) 教育こそ戦略型プロフェッショナル人材育成の要!
それでは、システムそのものは各企業でまちまちであることを前提にして、先ほどのSPPを育成するにはどうすれば良いのでしょうか。
あくまでも、「OJTが主、OffJTが補」という考え方は崩さずに教育研修で育成のお手伝いをするならば、という条件付きで以下の提言をさせていただきます。
Ⅰ.教育研修体系をSPP養成の方向で一から作り直す。
具体的には、
1.研修の基本的な柱を確立する
2.職種別研修の基本的な柱を確立する
3.リーダー研修の基本的な柱を確立する
4.3本柱をベースにして、研修内容の細分化を図る
5.研修テーブルを作成する
6.研修の実施
34.主役に求められる能力が変化していることを認識せよ!
これから必要とされる人材の役割が変化するとともに、求められる能力も変化してきます。
まず、どんな役割と能力が求められるのかを明確にしておく必要があります。
(1) ビジョンが水先案内人の北極星!
すると、企業の中にいる人に求められる機能は「先を読み、知恵を出し、自分の波を自分で創り上げる」というものになります。
故に、「開拓者精神」を持った「勇猛果敢な人材」が優遇されることになるわけです。
もちろん、だからといって「ただ野蛮な人材」では困ります。
当然、水先案内人としての資質が要求されることは言うまでもありません。
そしてまた、それぞれが勝手な方向へ進んでも困ります。
しかし、多くの水先案内人がそれぞれ多少のジグザグはあっても、全体としてある一つの方向へ向かっている姿を想像してみて下さい。
これは企業にとって大きな力となることは間違いないでしょう。
このとき、水先案内人を導くものが、企業にとっての「ビジョン」となるわけです。
つまり、「ビジョン」だけが水先案内人を拘束する唯一のものということです。
しかし、企業には水先案内人だけが必要なわけではありません。
(2) 今こそ求められる「戦略型プロフェッショナル人材」!
これまでと同様に、決められた枠の中で確実に仕事をこなしてくれる人も必要です。 それでは、どうすれば多くの水先案内人を育てることができるのでしょうか。
そのためには、これまでの教育システムを180度変えなくてはなりません。
すなわち、これまでは「決められた枠の中で確実に仕事をこなせる人」を育成してきました。
しかし、これからは「自ら仕事の枠を創り出す人」を育成しなければならないわけです。
この「自ら仕事の枠を創り出す人」のことを「戦略型プロフェッショナル人材(略称:SPP)」と呼ぶことにします。
33.主役となる人材の定義を変えよ!
外部環境の変化に伴って企業が変化するように、その中で働く人たちに求められる能力も変化します。
これまでのエリートとこれからのエリートが変わります。
眠れる獅子をたたき起こして、今こそ眠っていた能力を掘り起し新しいことにチャレンジさせる必要があります。
(1) システムに想いを乗せてこそ機能する!
さて、これまで連載して参りましたこのテーマも、いよいよ最後を迎えることになりました。
システムについて、「教育研修の観点」「営業活動の観点」「経営の観点」といくつかの角度でお話しして参りましたが、いずれにしてもシステムは、人が作るものであり、そして人によって運営されるものであるということを、暗に明に示唆してきたつもりです。
すなわち、組織は、システムだけ作っても動かず、また、人の想いだけでも動かず、この両方が相まって初めて動くものだということです。
そこで最後に、これからの組織(企業)はどうなるのか、そしてまたどんな人材を育成し、どんな人材が組織(企業)を動かしていくのか、ということについて僭越ながら述べさせていただき、このテーマの最終稿とさせていただきます。
(2) 今こそ異端児を受け入れて育成せよ!
まず最初に、企業とは外部環境の変化に適応し、先取りしていかなければならないものであることを確認させていただきます。
そのうえで、これまでの企業について触れさせていただくと、戦後からバブル崩壊、そしてその後のリーマンショックまで、浮き沈みはあったものの右肩上がりの経済の中で発展を遂げてきたと言えます。
このときの企業は、この波にうまく乗れば大きく発展していくことができました。
つまり、経済環境という大きなシステムの中で、「波に乗る」という機能が要求されたわけです。
すると、企業の中にいる人に求められる機能は「この波に逆らわず、皆同じ方向に、しかもより早く、まっすぐに突き進む」というものになります。
ですから、この波に逆らう反逆児は「異端児」扱いされ、排除されてきました。
故に、「体制に従順で素直な人材」が優遇されてきたと言えます。
もちろん、このままではいけないという危機感から、中途採用をはじめとして、異なる血を入れようと努力されてきた企業もたくさんあります。
しかし、右肩上がりの経済の中ではその必要性が認識されず、結局は「企業に染まる」か、または「企業から出ていく」か、という憂き目を見てきたことも確かです。
(3) 自ら波を創り上げる者が主役になる時代!
そのなかでも、この「異端児」を上手に取り入れることができた企業が大きく発展している、と言っても過言ではないでしょう。
では、これからもこの「異端児」は「異端児」で有り続けるのでしょうか。
そうではありません。
まさに、これまでの「異端児」が主流となる時代がやってきたと言えるのです。
すなわち、右肩上がりの経済は、バブル崩壊、そしてその後のリーマンショックとともに終焉を迎え、まさに先行き不透明な時代へと突入しました。
この時代に、企業に求められる機能は「自ら波を創り上げる」というものになります。
32.実行可能性を突き詰めて理念を実現せよ!
どんなシステムも障害が起きます。
その障害に対する克服策を予め考えておかないと慌てふためくことになります。
しかし、目先のことばかりに追われていてもダメですね。
常に追い求める理想の姿も心に刻んでおくことが大切になります。
(1) システムを動かすときの障害対策まで考えよ!
但し、本当はここからが重要です。
この「システム」を動かしていくときに、弊害が予測されます。 その予測される弊害に対する「フィードバックシステム」も作っておかないといけないからです。
さもないと、どこかで、この「システム」は動かなくなります。
尚、この点については、まことに申し訳ありませんが、この紙面での記述は省略させていただきます。
簡単に申し上げると、システムを動かすときの「リスク」「障害」「トレードオフ」を考えて、その克服策まで考えておく必要があるということです。
たとえば、お金を貯めるのなら・・・
「無駄遣いをしない」のは当たり前ですが、お金を持っていたら使ってしまいますね。
これが、「リスク」「障害」「トレードオフ」の一例です。
そこで、「財布は持ち歩かない」とか「カードは持たない」ということを決めて実行することが必要になるのと同じことです。
これが。「克服策」になります。
そして、ここで述べさせていただいたことは、以前に紹介させていただいた参考文献に基づき、多少自分なりにアレンジしているところがあることをお断りしておきます。
参考文献:吉谷龍一著「システム設計」&「システム設計の実際」日経文庫
(2) 貢献の理念・創造の理念・成長の理念に整理せよ!
最後に、これが「経営システム」の設計であれば、「機能展開」を行った結果、3つの観点を明確にすると良いということを付け加えさせていただきます。
つまり、それは「主たる機能(何でお役に立つのか)」と「主たる機能によって作り上げたい世の中」そしてそのときに「どのような社員を求めるのか」ということです。
すると、その企業の「経営理念」をさらに明確にすることができるからです。
例えば、「主たる機能」はその企業の「コアコンピタンス」となり、これを「貢献の理念」と呼ぶことにします。
そして、「主たる機能によって作り上げたい世の中」は「創造の理念」と呼ぶことにします。
最後に、「どのような社員を求めるのか」は「成長の理念」と呼ぶことにします。
すると、この3つで、その企業の目指している方向性も明らかになるのではないかということです。
改めて考えてみることをお勧めして、今回の締めくくりとさせていただきます。
さて、いよいよ次回からは最後のテーマとなります。
そこで、次回からは、これまでの振り返りを行うと同時にいくつかの提言をさせていただくことで「人が動かすシステムとしての経営」の最後を飾らせていただきます。
31.理念やビジョンに基づいて組織を作れ!
人に仕事や部署を当てはめるのではなく、必要する機能を持った仕事や部署を作ることが大切です。
さもないと、無駄な仕事や部署が出てきたり、必要とされる仕事や部署が無かったりしてしまいます。
案外、人ありきで発想していないでしょうか?
ここは逆転の発想が求められます。
(1) FIOから理念やビジョンを明確にせよ!
そこで「システム大略案」ですが、これは「何のために、何を、どうする」のかということを肉付けしていくということです。
そのことで、この「機能」を満たす手順が明らかになってきます。
すると、設計すべき「機能」が細分化され、その中身も考えやすくなっていくわけです。
尚、I(インプット)については、必要が有れば「上方展開」を行います。
そのうえでさらに、F I Oのコンポーネントを作り直します。
このときに、これが「経営システム」の設計であれば、O(アウトプット)がその企業の「目指すべき姿(ビジョン)」となります。
そして、F(ファンクション)がそのときにその企業が担っている「理念(役割や責任)」になるということです。
(2) 必要とされる組織は機能から考えよ!
続いて、「システム大略案」に基づいて、「コンポーネント分割」を行います。
必要が有れば、さらに「コンポーネント」を細分化していきます。
そのことで、現実に実行可能な「システム」へと落とし込まれていくことになります。
これらの作業の中で、現実の制約条件を加味していきます。
もし、実行不可能なら、別の「システム大略案」に基づいて設計をしなおすか、元の「機能」を下位に落とす必要が出てきます。
しかし、ここであまり落としすぎると、結局は現状と何ら変わらない「システム」となってしまうことに注意しなければなりません。
ここまでが、前回の26.~28.まででお話しした「システム設計」の大まかな手順になります。
30.理想と現実の両立を目指せ!
今やっている業務も大切な仕事です。
しかし、もしかしたら無駄なことをしている可能性もあります。
また、本来ならやらなければならない業務をしていない可能性も考えられます。
ゆえに、現状から発想しながらも理想を追求する必要があります。
そのうえで折り合いを付けながら、目指すべき組織を考え出すことが大切です。
(1) 世の中を幸せにする理想システムを構築せよ!
念のために申し上げておけば、今行っている「システム設計」は、世の中を駄目にするものであってはならないということです。
故に、すべての「機能」は「世の中の人々を幸せにする」という方向に向かって「機能展開」がなされなければならないことは言うまでもありません。
また、現状の制約条件にも縛られないことが重要です。
なぜなら、制約条件に縛られると、本当に作り上げる必要が有る「理想システム」の設計にならないからです。
(2) 下位の機能は上位の機能によって包含せよ!
話を元に戻しますが、これらも付箋を使って書いておくと便利です。
「機能表現」がすべて出尽くしたら、やはり適当な用紙に貼り付けます。
そのうえで、「手がかりシステム」を一番下に貼り付け、「機能」の広がりを加味しながら、上に貼るに従ってその「機能」が広がっていくようにします。
そのときに、チェックポイントとしては下位の「機能」は上位の「機能」によって満たされるかということです。
もし、満たされないとしたら、上下の「機能」が逆か、もしくは「機能表現」がおかしいことになります。
さらに、上下の「機能」が飛びすぎていないかどうかも確認する必要があります。
なぜなら、「機能」が飛びすぎていると、その間に本当に有効な「機能」が隠されている可能性があるからです。
尚、この「機能展開」は枝分かれをすることも当然あります。
それは気にしないで作業を行ってください。
(3) 意思決定で機能を選択しシステム大略案を考えよ!
以上の作業が終了したら、現状でもすでに果たしている「機能表現」よりも何段階か上の「機能表現」を任意に選択します。
ここでの選択基準は特にありません。 まさに「意思決定」の問題です。
但し、考慮しなければならないのは、「機能展開」が枝分かれしているときです。
そのときは、選択した「機能」よりも上位の「機能」をよく見ることです。 ここに、さらに目指すべき「機能」があれば言うことはありません。
そこで、選択した「機能」に基づいてF I Oのコンポーネントをつくります。
そして、そのコンポーネントを見ながら、Fに基づいて「システム大略案」を考えます。
これは、26.~28.でも述べたとおり、3つぐらいは考えた方が良いでしょう。
なぜなら、一つだけだと他の可能性を奪ってしまうことにもなりかねないからです。
29.あなたの会社は何をすることを「目的」としているのか!
目先の業務に追われて、起業した頃の想いや経営を引き継いだ頃の想いを忘れてしまってはいないでしょうか?
そこで、改めてあなたの会社は「何をすることを目的とした会社なのか。」ということを考えてみることが大切になります。
さて、どんな言葉が浮かんできたでしょうか?
(1) 基本的な機能を明らかにせよ!
さて、前回までで「人が動かすシステムとしての経営」のデザイン(設計的)アプローチについての概略の説明はすべて終了しました。
そこで、今回からは実務で使えるように、実際の作成の仕方について説明をしていくことにいたします。
尚、この手法は様々なシステムの設計でも活用できますので、汎用性の有る形で提供させていただきたいと思います。
まず、設計すべきシステムの「テーマ」を決めます。 その「テーマ」に基づき、「基本的な機能」を明らかにします。
とはいっても、いきなり、「基本的な機能」が明らかになるわけではありません。 そこで、次のような作業を行います。
(2) 小さな機能を大きな機能に拡大せよ!
とりあえず、「基本的な機能」と思われる「機能表現」を思いつくまま書き出します。
この表現は、例えば「~のために~を~する」というようにします。 これらを付箋に書いて、適当な用紙に貼り付け、その中で、これ以上ブレイクダウンできないと思われる「機能表現」を一つ選び出します。
これが「手がかりシステム」となります。
次に、この「手がかりシステム」を基に、「機能展開」を行います。
具体的には「それは何のためか」「その目的は」「言い換えるとどうなるのか」といった疑問を投げかけながら「機能」を広げて行くわけです。
このときも、表現としては先ほどと同様に「~のために~を~する」というようにしたほうがその「機能」が明確になります。 これも、思いつくまま連想していきます。
尚、もちろんのこと「手がかりシステム」だけから発想するのではなく、そこから広げた「機能」からもどんどん発想を広げていきます。
思いつくまま広げて、これ以上は広がらないと思った時点でこれは終了です。
その基準は「人々を幸せにする」という、この世の中のシステムのすべての「ゴール」の表現が出てきたときです。