7月13日(木)はチームビルディング研修を担当していました。
チームビルディング研修というと、ゲームを使う研修が多いですね。
ご多分に漏れず、私もゲームは使います。
しかし、その目的はご受講者自身の課題発見とビフォーアフターの確認のためです。
なので、最初と最後に行います。
メインは、チームビルディング能力の強化です。
チームビルディング能力を三つに分けて一つずつ演習を行っていきます。
※動画もご覧いただけます。
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一つ目は、ハーマンモデルを使った効き脳診断です。
自分の思考特性を診断して、強みを明確にします。
また、組む相手によって自分の思考特性を変化させたり、相手に変化を要求することもあります。
ただ、思考特性がどのように作られるのかということを理解していないと、変化させたりその要求をすることは難しいのでその点の解説も行います。
二つ目は、コミュニケーションギャップを乗り越える演習です。
リーダー役、メンバー役、観察者役に役割分担してリーダー役がメンバー役を説得するロールプレイングを行います。
役割を代えて三回行いますが、メンバー役の設定はすべて異なります。
この演習では、相手を理解するためのコミュニケーションがとれるようになるためのポイントを学び、現場で実践できるきっかけを作ります。
三つ目は、組織を作るためのポイントを学んでいただきます。
組織を作る目的、組織とは何かといった基礎的な知識に始まり、組織マネジメントと個人のマネジメントとの違いや組織マネジメントで実施すべきことを学んでいただきます。
特に、組織マネジメントの最初に行う「目標設定」と「組織化」のところを重点的にご理解いただきます。
ここは演習がないので、随所にグループでのミーティングを入れながら理解を深めていただきます。
ちなみに、仮装体験ゲームは最初と最後に行います。
最初は、ご自分の課題発見のためです。
最後は、学んだポイントを実践してビフォーアフターを体験してもらうためです。
最後の仮装体験ゲームでも、すべての学びを実践できるわけではありませんが、現場での実践のポイントは明確になります。
こうやって、極力研修での学びと現場での実践を結びつけられるようにしながら、研修を行っています。