20.交渉の落とし穴。集団バイアス七つのポイントとは?(2部)

さて、前回の1部に引き続き、

後半の5つについて解説いたします。

 

3.グループの極化現象

 

一般的には、上記のグループシンクによって、

独創的なアイデアが陳腐なアイデアになることが危惧されます。

 

すると、本来組織が持っている知恵の結集による

新たなアイデアの創出効果などが損なわれるわけです。

 

しかし、逆にこんなことが起きませんか?

 

新規事業の開発を行っているとき、

ある一人がポツンと、

「でも、結局は上につぶされるんだよな。」

と、言いました。

 

ホントはアイデアが陳腐だからこれまで承認を

得られなかったにもかかわらず。

 

だから、よいアイデアを出そうと

皆が頑張っていたんですが。

 

その意見に同調するように、一人、また一人と

賛成意見を述べる人間が増えてくると、

結局、「経営陣がバカだから。」なんてことで

話に花が咲き、批判の嵐になる。

 

よいアイデアが出ない言い訳でもあるんですが・・・。

 

結局は、本来の目的からずれた議論になってしまっています。

 

ゆえに、その結論が本来の目的にかなっているのか

という検証がここでも必要になります。

 

4.少数派が影響力を握るとき

 

これは、発端は上記の「グループの極化現象」

である場合が多いでしょう。

 

ただ少し違うのは、ホントはその結論には賛成ではないが

賛成しないと報復を受ける可能性があるので

仕方なく同意するという場合があることです。

 

穏便に話し合いで解決しようと思っていたところ、

どこかで小競り合いが始まり、それが広がって

大暴動に発展するというのが典型でしょう。

 

また、少数グループがなぜか主導権を

握ってしまう場合もあります。

 

これは、二つの対立するグループのうち

どちらかが少数グループを取り込むと

過半数になるような場合です。

 

少数グループだけでは意見が通らないものの

規模の大きいグループにつくことで

主導権さえ取ることができるんです。

 

ゆえに、少数派は多数派につくことで

主張を通すことができますし、

逆に、少数派を取り込むと

主導権を握られる可能性があることを

知っておく必要があります。

 

さて、まだ3つありますね。

 

ずいぶん長くなりますので、申し訳ありませんが

残りの3つは次回にさせていただきます。

 

 

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