25.職場のよさを売り込み、新人の期待に応えよ!

それでは、

新人の「期待」に応えるためには

どうすればよいでしょうか?

まず、

「期待」を聞いてください。

新卒にしろ、中途入社にしろ、配転にしろ、

やはり新天地で活躍したい

という思いは必ずあります。

まあ、

「配転」の場合には、

期待外れと感じている方も

いるかもしれませんが・・・。

その場合には、

「何がやりたいのか」

「何をしてきたのか」

を聞いていただくとよいでしょう。

いずれにしても、

「やりたい仕事」に就くためにも、

ここで成果を出さないとかなわないわけです。

ですから、

しっかりと今の気持ちを聞いて、

あなたの職場で成果を出していく

という強い気持ちを持たせてください。

そのためにも、

この職場のよいところを売り込んでください。

誰にかって?

配属された新人に・・・です。

あなたの職場が、・・・

「顧客に提供している価値」や

「競合との差別化ポイント」

また、

「社内での存在価値」や

「将来の職場の姿」

さらには、

「どんなメンバーがいて」

「どんな取り組みをしているのか」

・・・等々。

いわゆる、

あなたの部門の「ビジョン」「戦略」「目標」

とその背景を語ってください。

ただし、

これは配属されたらすぐに実行してください。

さもないと、

悪意のない先輩社員たちが、

あなたの職場のよいこと悪いことも

全部しゃべってしまいます。

それが、

よい方向に行けば問題はありません。

しかし、

逆に働くと刷り込まれたマイナスイメージで、

あなたの話を受け入れなくなってしまう

可能性もあります。

まずは、

あなたの話でマイナスイメージを

抱きにくくしておくことが重要です。

そして、

新人のやりたいことと

職場のビジョン・戦略・目標とを

結び付けてあげるとよいでしょう。

つまり、

この職場での取り組みが

新人自身のやりたいことに

つながっているということを

理解させるのです。

すると、

「ここでガンバロー!」

という気持ちが湧いてきます。

そして、

先に作っておいた教育計画について

すり合わせを行い

まずは、

達成すべき成果について

合意を取り付けます。

とくに、

あなたの職場で求められる基本行動については

必ず合意をとってください。

また、

ホウレンソウについても同様です。

悪い情報ほど早く報告すること

を約束させてください。

特に、

分からないことがあったら

すぐに質問することと

このホウレンソウは

徹底しておくとよいでしょう。

早くあなたの職場になじませること

を考えて実行してください。

それでは次に、

「問題や悩みを抱えた部下」に対しては

どのように接すればよいでしょうか?

では、また次回。

 

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