2008年のリーマンショック後辺りからサラリーマン大家さんが増えてきましたね。
その頃から始めた方は、一戸二戸からスタートしても一棟買いに移ったり、売却して利益確定した方もいらっしゃると思います。
そして、借入金も少なくなった方の中には高利回りで運用できている方もいますね。
でも残念ながら出足が少し遅かった方はかなり御苦労されているんじゃないでしょうか?
借入金が返済できるほどの家賃が入ってこないため、思ったより利回りが取れなかったり・・・、そして、給料から借入金を返済せざるをえなかったり・・・。
空き部屋になっても家賃を補償してくれると言ってたものの2年で打ち切りになったり、家賃を下げないと借り手がつかなかったり・・・。
ところが、うまくいっている方は次の投資先を探してますね。
国外に資金が流れている場合もあります。
でも、日本の企業を買っている方もいます。
スモールM&Aでオーナーになるんですね。
お客さまも従業員もいる会社であれば、利回りは不動産投資をはるかに超えます。
ただ、自分がオーナーになって事業運営は任せるので飲食業が多いです。
もしくは、ホテル業ですね。
要するに、自分が経営の前面に出なくても良い商売に人気があります。
それでも、自分の興味がある分野では積極的に営業やマーケティングを行って、事業を拡大させる方がいます。
そんな方は、その事業をまた売ってさらに大きな事業を買い取ります。
しかし、不動産投資であまりうまくいってない方はそこまでできないかもしれません。
それでも、新たな投資先を探すならスモールM&Aがお勧めです。
さもないと、2020年の東京オリンピックが終わったらどうなるでしょうか?
不動産価格が下がることは必至ですね。
担保価値が下がったら、不動産投資を借入金で賄っている方は、担保割れを起こします。
すると、追加担保が必要になるか、担保オーバー分の借入金は返済を迫られます。
投資物件を売って借入金を返そうと思っても、その頃は思った価格で売れません。
今以上に人口は減少し、余剰不動産が数多く出てくるからです。
すると、物件価格は下がります。
その行く末は、自己破産です。
その前に、リスケして事業再生という方法がありますが、家賃収入を増やす方法が無ければ事業再生もできません。
また、給与所得者の場合には給与の差し押さえが行われたら、会社に知れ渡ってしまいます。
なので、給与の差し押さえは何が何でも防がないといけません。
すると、早めの対処が必要になります。
不動産投資が上手くいいている方も今一つな方も今後の戦略を今から考えておく必要がありますね。