前回は、
「20できない理由を聞く。」
「できない原因を特定して取り除く・・・。」
方法もあることを解説いたしました。
でも、
手ごわい部下は、
「できないものは、できない。」
と抵抗してくる可能性もあります。
では、
どうすればよいんでしょうか?
簡単です。
「できないこと」に着目するのではなく、
「できること」に着目します。
つまり、
「80できる理由を聞く。」
ことからスタートしてください。
すると、
「できる根拠」や「部下の強み」
がその中から抽出できます。
これで、
100の内、80までは固まりました。
あとは、
残った20に注力するだけです。
しかし、
「20できない理由から聞く。」と、
80も詰めてないので、
「80さえホントは無理だ!」
なんて、言われかねません。
ゆえに、
「80できる理由から聞く。」
ことからスタートした方がよいでしょう。
そのうえで、
「できる根拠」や「部下の強み」を使って
「20できる方法を一緒に考える。」
ことをしてみてください。
結構、
前向きに考えてくれます。
しかも、
「少し不安なのでヘルプをお願いできますか?」
などと、自ら支援を申し出てくることさえあります。
こうなれば、
もう100につての統合はできたも同然です。
しかし、
それでも中には
「私にはできません。」
と言ってくる部下もいます。
そんなときはどうすればよいでしょうか?
では、また次回。