前回は、
「80できる理由を聞く。」
ことからスタートしてください。
ということを申し上げました。
しかし、
それでも中には「私にはできません。」
と言ってくる部下もいます。
そんなときはどうすればよいでしょうか?
ここでこそ強権発動です。
「四の五の言わずやれ!」
ということです。
さもないと、
会社がつぶれてしまいます。
しかし、
最初から「四の五の言わずやれ!」では、
納得づくの説得とは言えません。
単なる「強制」です。
最近だとパワハラとも言われかねません。
しかし、
ここまでじっくりと詰めてきたのなら
どうでしょうか?
100の内、80できる理由を聞き、
そこに含まれる部下の強みやできる根拠を使って、
足らない20を埋めようとしてきたわけです。
必要なら、
ヘルプも行うということも言ってきました。
これ以上は単なる甘えとしか言えないでしょう。
ゆえに、
最後の最後は強権発動で構いません。
ただ、
くれぐれも「いきなり・・・」
にはならないようにしてくださいね。
ちなみに、
「強制」でも「迎合」でも「妥協」でもなく、
「統合」ができる人の部下観はどのようなものでしょうか?
実は、
「統合」のテクニックを活用するためには
ベースの 部下観の影響を強く受けます。
この部下観がしっかりしていないと、
「強制」「迎合」「妥協」になってしまうわけです。
では、
どんな部下観が必要になるのでしょうか?
では、また次回。