9.定量・定性の二つが揃ってビジョンと呼べる!

では、

ビジョンとは

何でなければならなのでしょうか?

実は、

ビジョンも目標です。

たとえば、

「一年後に富士山に登る」

という目標を掲げたと思ってください。

富士山は、

3,776m の高さがあります。

すると、正確には、

「一年後に、高さ3,776m の富士山に登る」

というのが、

一年後に出すべき結果目標になります。

これを定量的なビジョンと言います。

ビジョンというのは

一般的に夢や希望を表現するもの

と思いがちです。

確かに、

それは間違いではありません。

しかし、

その夢や希望が達成したかどうか

をどうやって判断するんでしょうか?

下手をすると単なる主観が

その判断基準になりかねません。

それでは、

ビジネスには使えません。

そこで、

定量化したビジョンが

必要になるわけです。

しかし、

それだけだだとどうでしょうか?

3,776mの富士山にただ登るため

だけに頑張るのか?

ということになります。

そんな大変なことならやりたくない。

というメンバーまで出てきそうです。

ですから、

「みんなで富士山の頂上に登ろう。

そこは見渡す限り何も遮るものがなく

遠くには山並みや地平線、

水平線が見えるだけの雄大な景色だ。

眼下に雲が湧き、太陽が手の

届きそうなところに見える。

まさに、日本一の頂に居るという

壮大な気分に浸ろうではないか。」

というような、

そこから見える景色を

しっかりと訴えていただきたいんです。

これが、

定性的なビジョンです。

この定性的なビジョンが

夢や希望に相当します。

つまり、

ビジョンと言えるためには、

この定性的なビジョンに加え、

先ほどの定量的なビジョンが必要

ということです。

これで、

夢や希望を訴えながらも、

それが達成したかどうかの判断も

できるようになります。

しかし、

この定性的なビジョンの

表現が問題になります。

どのような構成要素で表現されていれば

ビジョンとして十分と言えるのでしょうか?

では、

ビジョンと言えるために

必要な構成要素とは?

では、また次回。

 

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