3.質問で主導権を握れ!「しゃべるより、しゃべらせる。」

では、交渉を進めるときに持つべき考え方は何でしょうか?

それは、何よりも「主導権を握る」という考え方です。

 

考え方と言ったのは、この考え方も持たずに交渉に臨むと、

どんなテクニックを駆使しても埒(らち)が明かないからです。

 

言い方を変えれば、すべてのテクニックの目的が「主導権を握る」

ためにあるといっても過言ではないでしょう。

 

でも、具体的にどうすればよいのでしょうか?

主導権を握るポイントは「質問」です。

 

お互いにある程度の言い分を述べた後、

質問してください。

 

基本的には相手の言い分の背景を理解するための質問ですね。

コチラから質問して答えてもらいます。

 

つまり、言い方を変えると「答えさせる」ことになるので

主導権を握ることにつながるわけです。

 

もし、相手から質問されたらどうしますか?

 

キチンと答えてから、

「なぜその質問をしたのか?」

「あなたはどう考えるのか?」

という質問をする、という手もありますが、

 

いきなり逆質問という手もあります。

 

「あなたのご意見をまずお聞かせいただけますか?」

「そのご質問の意図は何でしょうか?」

 

要するに、質問で相手の手の内をすべて

さらけ出してもらうわけです。

 

そうすれば攻めどころが見えてきます。

しかし、なかなか攻めどころがお互いに見つからず、

長丁場の交渉になってしまうこともありますね。

 

そんなときは、どうすればよいでしょうか?

 

 

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