12.ビジョンを判断基準にしてSWOTを区分せよ!

では、

「強み」や「弱み」、

また「機会」や「脅威」に

区分するときの判断基準って何でしょうか?

たとえば、

「自部門のメンバーは平均年齢が20代前半で、

入社3年未満の社員が8割を占める」

という事実があったとします。

さて、

この事実は「強み」でしょうか?

それとも「弱み」でしょうか?

実は、

もう一つ選択肢が必要になります。

「どちらとも言えない。」

です。

つまり、

ビジョンが「革新的なもの」であれば、

強みとも言えますが、

ビジョンが「保守的なもの」であれば、

弱みとも言えます。

このように、

事実だけでは「強み」とも「弱み」とも

言い切れないわけです。

ゆえに、

ある事実を「強み」や「弱み」、

また「機会」や「脅威」にする判断基準は、

「ビジョン」

です。

ことほどさように「ビジョン」は大切なものです。

しかし、

課やチームレベルだと

あまり重視されないんですよね。

大手企業の中にも、

部レベルでもビジョンのない

ところがあります。

ただ、

ここで言うビジョンというのは

定性的なものです。

定量的なものは、

目標という形で示されていますね。

さて、

内部資源や外部環境が「強み」や「弱み」、

また「機会」や「脅威」に区分できたら、

次はどうすればよいんでしょうか?

では、また次回。

 

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