では、
「強み」や「弱み」、
また「機会」や「脅威」に
区分するときの判断基準って何でしょうか?
たとえば、
「自部門のメンバーは平均年齢が20代前半で、
入社3年未満の社員が8割を占める」
という事実があったとします。
さて、
この事実は「強み」でしょうか?
それとも「弱み」でしょうか?
実は、
もう一つ選択肢が必要になります。
「どちらとも言えない。」
です。
つまり、
ビジョンが「革新的なもの」であれば、
強みとも言えますが、
ビジョンが「保守的なもの」であれば、
弱みとも言えます。
このように、
事実だけでは「強み」とも「弱み」とも
言い切れないわけです。
ゆえに、
ある事実を「強み」や「弱み」、
また「機会」や「脅威」にする判断基準は、
「ビジョン」
です。
ことほどさように「ビジョン」は大切なものです。
しかし、
課やチームレベルだと
あまり重視されないんですよね。
大手企業の中にも、
部レベルでもビジョンのない
ところがあります。
ただ、
ここで言うビジョンというのは
定性的なものです。
定量的なものは、
目標という形で示されていますね。
さて、
内部資源や外部環境が「強み」や「弱み」、
また「機会」や「脅威」に区分できたら、
次はどうすればよいんでしょうか?
では、また次回。