10.「ビジョンを構成するもの」は単なる夢や希望ではない!

では、

ビジョンと言えるために

必要な構成要素とは?

言い換えれば、

自部門のビジョンをどのような内容で

表現すると 分かりやすいでしょうか?

ちなみに、

「ビジョン」って何でしょうか?

ベンクト・カーレフという経営学者の定義によると、

「考えられる最高の発展を遂げた比較的遠い未来の姿」

のことです。

すると、

「未来の姿」なので

「状態」を表す表現がよいですね。

また、

その「未来の姿」を作るときに

「他人をだましてでも・・・」

なのか?

それとも、

「他人の役に立って・・・」

なのか?

いわゆる「スタンス」も大切ですね。

さらに、

どんなスタンスにせよ、

すべてのお客様を対象にするのか

というと、どうでしょうか?

経営資源には限りがあるので、

限定されますよね。

これらを整理すると、

1.考え方

2.重点の置きどころ

3.創り上げる状況

の3つになります。

「考え方」が「スタンス」に相当します。

言い換えれば、

「大切にしたい価値観」です。

「重点の置きどころ」が「対象市場」になります。

つまり、

「大切にしたい価値観」を

提供する対象のことです。

「創り上げる状況」は「状態」を表します。

言い換えれば、

最終的な絵姿(ゴールイメージ)のことです。

この3つを入れたビジョンを例示的に表現すると、

「顧客第一主義でAという市場で、シェアナンバー1となる。」

というようなものが考えられます。

「顧客第一主義」が「考え方」

「Aという市場」が「重点の置きどころ」

「シェアナンバー1」が「創り上げる状況」

です。

さて、

「ビジョン」を構築したあなたは

次に「戦略」を策定する必要があります。

では、

「戦略」はどのようにして

策定すればよいのでしょうか?

では、また次回。

 

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