21.自分が変われば周りの見方が変わる!

では、

みんなのやる気をそぐような言動を取る彼らに

改善を迫るにはどうすればよいのでしょうか?

メンバーとしてはどんな言動を心がけるとよいのでしょうか?

まず自分の言動を振り返ってみてください。

それは、

コォ・ディレクター(率先垂範する人)の発言でしたか?

マベリック(やる気をそぐ人)の発言でしたか?

マベリックの発言だと思ったら、

それを続けていても、

決して得にはならないことを自覚しましょう。

そこで、

どうするか?

あらゆる面で、

コォ・ディレクターにはなれません。

何か一つだけ見つけてください。

何でもよいです。

何もなければ、

朝早く来てお掃除してください。

掃除する方がオフィスに来られるのなら

その方がやらないところをキレイにしましょう。

そのぐらいならできるでしょう。

また、

しっかりと挨拶してみてください。

朝、出社したらまず挨拶。

他の社員の方が出社してきたら、

その方に挨拶。

出かけるときも、帰ってきたときも、

出かける人にも、帰ってきた人にも。

自宅に帰るときも、挨拶です。

ともかく、

何かできることからやってみましょう。

電話に出るのを

「一番に出る」

と決めてもよいでしょう。

周りの人に何を言われても続けてください。

訪問数 No.1でもよいです。

アポ取り No.1でもよいです。

何かあるでしょう。

3か月続けたら、

周りの人は当然のように受け入れてくれます。

そして、

また一つ、また一つと

増やしていってください。

すると、

必ず評価が変わります。

評価が変わると周りの態度が変わります。

態度が変わるとあなたの自信になります。

その自信が、

周りの人を自分の味方にします。

ぜひ続けてみてください。

逆に、上司は、

マベリックっぽい発言をする人に対しては、

何かその人の強みを見つけてあげて、

そこを他のメンバーが見習うように仕向けてください。

すると、

人は変わります。

是非、

全員で活力ある組織を作っていきましょう。

さて、以上で

「『管理職の教科書』管理職になったら知っておきたい21のノウハウ」

は終了です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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20.重要な仕事を任せる!

では、

みんなのやる気をそぐような言動を取る彼らに

改善を迫るにはどうすればよいのでしょうか?

その二つ目は、

彼らに重要な仕事を任せてください。

「え、何でまた?」

と思うでしょうね?

そこがミソです。

みんなのやる気をそぐような言動を取っているのにナゼ?

それが正直な気持ちでしょう。

しかし、

彼らは「認められたい」と言いましたよね。

マイナスの言動をしてでも「認められたい」んです。

だったら、

認めることができるような重要な仕事を任せてください。

その仕事ができなければ

「自分の実力を思い知る」でしょう。

できれば、

「自信につながる」でしょう。

ただ、

いずれにしても放ったらかしにはしないでください。

常に目をかけて、

「見られている」

という認識を持たせるとよいでしょう。

しかも、

「成功させる」方向で支援もしてください。

だからこそ、

できなかったときにも素直に反省します。

案外、重要な仕事を任せると頑張るんですよね。

もしかしたら、

「任せていなかった」

上司の責任もあるかもしれません。

これが、二つ目です。

では、

上司ではなく、メンバーとしては

どんな言動を心がけるとよいのでしょうか?

これも、続きはまた次回に。

 

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19.give&take で最大譲歩し最大要求を!

では、

みんなのやる気をそぐような言動を取る彼らに

改善を迫るにはどうすればよいんでしょうか?

一つ目は、

彼らの要求をすべて飲んでください。

「え、何でまた?」

と思うでしょうね?

そこがミソです。

その代わりに、

「あなたは、どんな犠牲を払ってくれるんですか?」

と聞いてみてください。

もしくは、

「あなたは、どんな貢献をしてくれるんですか?」

でもよいです。

ようするに、

ここは交渉です。

give&take で、

最大の譲歩をする代わりに

最大の要求を突き付けてみてください。

相手は、

我々が相手の要求をすべて飲む以上、

それに代わる何かをしなければならない

という義務感が生じます。

生じなければ?

クビにするしかありません。

合法的に。

これは、

またの機会に。

これが一つ目です。

では、

二つ目は?

では、また次回。

 

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18.マベリックになりたいわけではない!

みんなのやる気をそぐような言動を

なぜしてしまうんでしょうか?

誰もすすんでマベリックに

なりたいわけじゃありません。

でもこの気持ち、

分かるかな~?

これまで、

優秀な成績をおさめてきて、

上位の2割に入り続けて来た人には

分からない心理でしょうね。

だって、

そんな言動をしても何の得にもならないことを

優秀な人は知っているからです。

マベリックになってしまった人も実はそうなんです。

でも、

そうせざるを得ない気持ちになってしまうんですよね~。

これは、

不遇をかこったことのある人にしか分かりません。

だからこそ、

その気持ちを吐き出せていただきたいんです。

しっかり、聞いてあげてください。

そして、

そういう言動をせざるを得なかったときの気持ちを・・・

あなたが理解できなくても構いません。

ただ、

そういう気持ちになる人がいるということを

分かるだけでもよいんです。

現に目の前にいるんですから。

結局、

誰もが誰かから認められたいんです。

認めらなくなったときに、

マイナス発言をするようになります。

なぜなら、

そのマイナス発言で注目を浴びたいんですね。

そして、

自分と同様に考えている仲間の

ヒーローになりたいんです。

いわゆる負のリーダーです。

そこで、

彼らに改善を迫るには二つの方法が考えられます。

では、

具体的にどうすればよいんでしょうか?

では、また次回。

 

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17.マベリックの本音を聞き出すには?

当たり前規準を引き上げたり、

引き下げたりする人がいます。

もちろん、

それにつられて動く多数の人もいます。

いわゆる、2:6:2の関係が成り立ちます。

では、あなたは何をすればよいのでしょうか?

リーダーとしては、

当たり前規準を引き下げる人(マベリック)

に対する改善指導ですね。

まず、

「何でそんな言動を取ってしまっているのか」

ということを じっくり聞きだすことです。

しかし、なかなか本音はしゃべりませんね。

そんな時は、

「じゃあ、言われた通りにやること!さもないと・・・。」

と、多少脅しをかけてみてください。

質問してしゃべらないときは、

何かの要求を突き付けて「迫る」 とよいです。

つまり、心を「押す」と反作用で

表面的でも何らかの「返事」が返ってきます。

それをてこにして、

芋づる式に本音を聞き出していきます。

相手はお客様のときと似たような心理になります。

[参考:【商談の教科書】メリットを訴えた後は、決心を迫れ!(第6回)]

それでも、

「分かりました。」

としか、言わないときは、

「具体的に、どうやって実行するか説明してみてくれ!」

と、迫ってみてください。

追い込めば、必ず本音が出てきます。

では、その後はどうすればよいんでしょうか?

では、また次回。

 

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16.当たり前規準を引き下げる人の言動とは?

では、

当たり前規準を引き下げる人(マベリック)は

どんな言動をするんでしょうか?

代表的な例をタイプで挙げてみますね。

1)俺は別格という意識の強い一匹狼タイプ

2)何事にも関与したがらない冷めた雰囲気の白けもの

3)しばしば、周りの信頼を裏切るタイプ(約束を破るなど)

4)特定の思想に凝り固まり、己を絶対視し、

会社の進む方向に 同調しようとしない人

5)極端に意見を言わぬ人(公的な場で) 。

ただし、腹に一物あって陰に回って不平や不満

または中傷などの言動の目立つ人

6)業績尊重の精神の乏しい職場の評論家タイプ

または、要求ばかりが先行する「くれない族」

「たられば族」などの請求書タイプ

いかがでしょうか?

イメージつきますでしょうか?

もし、

イメージが湧かないタイプがあったらご連絡くださいね。

臨時メールでご質問の回答を記載してお答えいたします。

じゃあ、逆に

当たり前規準を引き上げる人(コォ・ディレクター)は

どんな言動を取るんでしょうか?

これは、

上記6つの逆の言動を取るとお考えください。

では、

あなたは何をすればよいんでしょうか?

あなたが、上司だったら?

あなたが、メンバーだったら?

では、また次回。

 

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15.当たり前規準を引き上げる人と引き下げる人!

では、

誰がこの組織に根付く

「当たり前規準」を

決めているのでしょうか?

それは、

上司でもあり、メンバーでもあります。

まず、

組織には「当たり前規準」を

引き上げる人と引き下げる人がいます。

引き上げる人のことを

「コォ・ディレクター」

と呼びます。

「リーダーそのもの」ではないが、

率先垂範する人です。

引き下げる人のことを

「マベリック」

と言います。

正確には「マーベリック」です。

この人が主人公の映画がありました。

20年以上前になってしまいます。

若き日のトム・クルーズが主演でした。

「カクテル」よりも前です。

そうです。

「トップガン」です。

トム・クルーズ演じる「チャーリー大尉」。

そのコールサインが「マーベリック」でした。

「コォ・ディレクター」は、

あまり目立ちませんが、

「マベリック」は、

結構目立ちますね。

では、

どんな言動をするんでしょうか?

では、また次回。

 

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14.どんな組織にもある当たり前規準、これが曲者だ!

では、

全員の「何」が、

活力の有無(どっちとも言えないも含めて)

を決めてるんでしょうか?

それは、

全員が「こうするのが当たり前」

と思っている当たり前規準です。

余談ですが、

キジュンの「キ」は、

規則の「規」を使います。

一人ひとりを拘束するという意味です。

これがいくつもあって、

それらが束になって、

その組織の活力の 有無を決めています。

たとえば、・・・

1)朝の挨拶を大きな声でするのが当たり前。

(挨拶はしないで席に着くのが当たり前)

2)会議は5分前に着席しているのが当たり前。

(時間になったら会議室に移動し始めるのが当たり前)

3)電話は三鈴以内にとるのが当たり前。

(誰かが出なければ仕方なくとるのが当たり前)

4)目標は達成して当たり前。

(達成しなくても当たり前)

・・・みたいな感じです。

カッコの中に書いた規準ばかりが

まかり通っていたら、どうでしょうか?

そこはかとなく漂うアンニュイな雰囲気が

見て取れそうですよね。

でも、

1)~4)の本文の内容だと・・・

いかがでしょうか?

空気が張り詰めた、

元気な雰囲気が漂いますよね。

では、

誰がこの規準を決めているのでしょうか?

では、また次回。

 

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13.活力ある組織と無気力な組織、決め手はこれだ!

活力のある組織、

言い換えれば

元気な組織ってありますよね?

逆に、

なんかよどんだ空気が漂ってるんじゃないか

っていうような組織もありますね?

あなたの組織はどちらですか?

え?

どっちでもない?

それも、有りです。

じゃあ、

そのどっちでもない雰囲気って

誰が作ってるんでしょうか?

そう、そう、そう。

上司もメンバーも含めて全員です。

では、

全員の「何」が、

活力の有無(どっちとも言えないも含めて)を

決めてるんでしょうか?

実は有るんです。

組織の中には、

コレが。

だは、また次回。

 

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12.あなたは部下を信じることができますか?

ある社長が、こんなことを言ってました。

うちの部課長は、

「もっとできる部下を配属してくれ!」

と、よく言ってくる。

私に言わせれば、・・・

「もっとできる部課長がいるんだったら欲しいぐらいだ。」

この社長は、何を言いたかったのでしょうか?

要するに、

配属された部下を指導して成長させるのは誰の責任か?

と、いうことですね。

部課長自身が部下を成長させなくて誰が成長させるのか?

社長自身も部課長を成長させる責任を

自覚しているからこその言葉です。

「自分の目の前にいる人たちと一緒に勝負する!」

「それができなければ、辞めてよい。」

ということです。

部下の美点をしっかり見ていきましょう!

さて、次回は組織風土について取り上げる予定です。

お楽しみに!

では、また次回。

 

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